今回は、「新型コロナウイルス感染症による小学校休業等対応助成金」を申請するときに必要な「両立支援等助成金(新型コロナウイルス感染症小学校休業等対応コース)支給申請書」の「支払・受取人住所届(様式第4号)」の記入方法について、<学校等休業助成金コールセンター>で確認した内容をまとめてみました。
助成金の振込先口座等の情報は「両立支援等助成金(新型コロナウイルス感染症小学校休業等対応コース)支給申請書(様式第1号①)」に記入することになっていますので、よろしければこちらの記事を参考にしてみてください。
支払方法・受取人住所届の書き方と記入例
今回は、下記の「支払方法・受取人住所届」を「A」と「B」に分割して、記入方法を解説していきます。(申請書はPDFファイルとエクセルファイルがあり、エクセルファイル版はPCで直接入力することができます。)
<支払方法・受取人住所届>
※この申請書は、対象になる方が「雇用保険に加入している場合」と「雇用保険に加入していない場合」の2パターンありますが、今回は対象者が「雇用保険に加入している場合」に記入する申請書を使い記入例を作成しています。
「雇用保険に加入していない場合」の申請書との違いは、「労働保険番号の記載欄がある・ない」なので、「雇用保険に加入していない場合」記入方法を調べている方も参考になると思います。
支払方法・受取人住所届A欄の書き方と記入例
①雇用保険適用事業所番号
ハローワークから発行されている11ケタの番号を記入します。(PCで入力する場合は半角数字で入力してください。)
②金融機関名称・店舗名称
助成金を受け取る口座の情報を記入してください。
ジャパンネット銀行、セブン銀行、しぶん銀行、大和ネクスト銀行、GMOあおぞらネット銀行は指定できませんので、注意してください。
③口座の種類
1:普通
2:当座
5:通知
6:別段
(※PCで入力する場合は半角数字で入力してください。)
④金融機関コード・店舗コード・口座番号
「③の口座の種類」で「1:普通」または「2:当座」を選択した場合は、こちらに「金融機関コード・店舗コード・口座番号」を記入します。(こちらもPCで入力する場合は半角数字で入力してください。)
※「②金融機関名称・店舗名称」でゆうちょ銀行を指定した場合は、ゆうちょ銀行の記号番号を振込用に変換した店舗コード・口座番号を記入してください。(変換方法はこちら→ゆうちょ銀行HP)
⑤支払方法
1.振込
2.送金
いずれかを選択して記入してください。(PCで入力する場合は半角数字で入力してください。)
⑥口座名義(漢字)
②で記入した金融機関の口座名義(漢字)を記入してください。法人で申請する場合は、法人名義の口座を記入するようにしてください。代表者個人の口座は指定できませんので、注意してください。
⑦口座名義(カナ)
②で記入した金融機関の口座名義(カタカナ)を記入します。
⑧受取人郵便番号
会社所在地の郵便番号を記入します。(PCで入力する場合は半角数字で入力してください。)
⑨受取人住所
会社の住所を記入してください。
支払方法・受取人住所届B欄の書き方と記入例
最後に、「届出年月日」を記入して「事業主」欄に住所・名称・氏名を記入し押印してください。(※今回は、会社で申請する場合の記入例を作成していますので、代理人欄は空欄にしています。)
以上で、「両立支援等助成金(新型コロナウイルス感染症小学校休業等対応コース)支給申請書」の「支払・受取人住所届(様式第4号)」の記入は終了です。
最後に
休業補償の期間が、4月以降も(令和2年4月1日~令和3年2月末日まで)延長されたことを受け、申請期間も令和2年3月18日~令和3年3月31日まで延長されています。
ただし、申請期限は、令和2年2月27日から令和2年9月30日までの休暇分については令和2年12月28日まで。令和2年10月1日から令和2年12月31日までの休暇分については、令和3年3月31日までとなりますので、注意してください。
<支給要件について>
▶小学校休業対応助成金(1日8,330円~15,000円)の支給要件を確認
<申請方法について>
▶<新型コロナウイルス>小学校休業等対応助成金の申請方法を確認
支給要件や申請方法について調べている方がいたら、こちらの記事もあわせて参考にしてみてください。