今回は、確定申告書Aの「税金の計算」欄にある「上の㉑に対する税額」(課税される所得金額に対する税額)の計算方法を解説します。

税額の計算方法を調べている方がいたら、ぜひ参考にしてみてください。

「上の㉑に対する税額」の計算方法

確定申告 税額 計算方法

今回は、確定申告書A↓の「税金の計算」の中にある「上の㉑に対する税額」㉒の計算方法を解説します。

確定申告書A 税額の計算方法

「上の㉑に対する税額」は、「課税される所得金額」に「税率」を掛けて、「控除額」を引いた金額が「税額(課税される所得金額に対する税額)」となります。


つまり、計算式にすると、次のようになります。

「上の㉑に対する税額」「課税される所得金額」×「税率」-「控除額」


では、計算式にある「課税される所得金額」「税率」「控除額」は、どのように調べればいいのか、順番に解説していきます。


「課税される所得金額」の求め方

「課税される所得金額(㉑)」は、下記の確定申告書Aの⑤-⑳で求めます。

(※1,000円未満は切り捨てます。)

課税される所得金額 計算

続いて、「税率」と「控除額」の求め方を解説します。

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「税率」と「控除額」の求め方

「税率」と「控除額」は、上記で計算した「課税される所得金額」を下記の表に当てはめて、その右側にある「税率」と「控除額」で簡単に調べることができます。

課税される所得金額 税率 控除額
195万円以下 5% 0円
195万円超~330万円以下 10% 97,500円
330万円超~695万円以下 20% 427,500円
695万円超~900万円以下 23% 636,000円
900万円超~1,800万円以下 33% 1,536,000円
1,800万円超~4,000万円以下 40% 2,796,000円
4,000万円超~ 45% 4,796,000円

いくつか計算例を用意したので、確認してみましょう。




「課税される所得金額」が1,900,000円だった場合


上の表の「195万円以下」に該当しますので、「税率」は5%、「控除額」は0円となります。
税額 計算方法

これを計算式に当てはめると、


1,900,000円×5%-0円=95,000円


「上の㉑に対する税額」は、95,000円となります。




「課税される所得金額」が3,500,000円だった場合


上の表の「330万円超~695万円以下」に該当しますので、「税率」は20%、「控除額」は427,500円となります。
税額 計算方法 2

これを計算式に当てはめると、

3,500,000円×20%-427,500円=272,500円


「上の㉑に対する税額」は、272,500円となります。


以上、確定申告書Aにある「上の㉑に対する税額」の計算方法の解説でした。

最後に

「税率」や「控除額」は、「課税される所得金額」に応じて段階的に決められていますので、先程ご紹介した表を使って計算してみてください。

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