先日職場で、会社と業務委託契約をしている個人の方から、「新型コロナウイルス感染症による小学校休業等対応支援金支給申請書」の記入方法の件で質問を受けました。

そこで今回は、個人事業主やフリーランスといった委託を受けて個人で仕事をする方向けの「小学校休業等対応支援金支給申請書」の書き方を解説します。

(こちらの記事では、学校等休業助成金・支援金等相談コールセンターで確認した内容をもとに記入例も作成していますので、よろしければ参考にしてみてください。)

休業補償の期間が、4月以降も(令和2年4月1日~令和2年9月30日まで)延長されることになり、様式が変更になりましたので、記事内に掲載している様式も最新版に更新しました。(※引き続き、旧バージョンの様式でも申請可能です。)

また、2020年4月1日以降に取得した休暇の1日あたりの支給額が4,100円から7,500円に引き上げられることになりましたので、そちらについても追記しています。

<フリーランス版>小学校休業等対応支援金申請書の書き方

今回は、下記の「小学校休業等対応支援金申請書」をABCDに区切り、それぞれ順番に解説していきます。

小学校休業等対応支援金 個人 支給申請書 書き方

(こちらの小学校休業等対応支援金は、小学校や幼稚園などの臨時休校に伴い、お子さんの面倒を見るために、仕事をキャンセルした個人事業主・フリーランスの方を対象に1日4,100円が支給される制度です。)


では早速、「A」の記入方法から確認していきましょう。


A.申請者、子ども、振込希望金融機関の情報を記入する

【申請者】欄の記入方法
記入例①

まず、右上の「申請日」を記入してから、申請者の「氏名(フリガナ)」「生年月日」「住所」を記入します。(申請時には住民票を添付しますので、住民票の情報と一致するように記入してください。)


次に「私は、「雇用保険被保険者」、「労働者を使用する事業主」又は「公務員」ではありません。」の□に✔を記入してください。

雇用保険に加入している場合は、会社で申請することになりますので、詳しくはこちらの記事を参考にしてみてください。

<新型コロナウイルス>小学校休業等対応助成金支給申請書一式の記入例



【子ども】欄の記入方法
記入例②

続いて、お子さんの「氏名(フリガナ)」「生年月日」を記入します。(対象になるお子さんが2名以上いる場合は、どちらか1名を記入してください。)


「子との続柄」には、住民票(世帯全員)に記載されている続柄を記入することになっています。


住民票の続柄には、世帯主からみた関係が表示されていますので、例えば、夫・妻・子ども×2の4人家族(同一世帯)の場合、夫が世帯主なら「世帯主」「妻」「子」「子」となります。(妻が世帯主の場合は「世帯主」「夫」「子」「子」となります。)



今回の記入例は、父親(世帯主)が申請者となっていますので、「世帯主」と記入していますが、夫が世帯主で申請者が子の母親の場合は「妻」となります。(「子との続柄」なのに、妻なの?と思い、相談窓口で確認してみましたが、住民票の続柄「妻」でよいということでした。)



「小学校等名称」

こちらは、お子さんが通っている小学校名や幼稚園名などを記入します。



「小学校等の休業等期間」

お子さんが通う小学校や幼稚園などの臨時休校(休園)期間を①へ記入してください。(臨時休業期間が確認できる書類を添付することになっていますので、そちらの書類と期間が一致するよう記入してください。)


また、①の期間とは別に臨時休校期間がある場合は、②へ記入してください。



「振込希望金融機関」欄の記入方法

記入例③

こちらには、助成金を振込でもらいたい(申請者本人の)口座の情報を記入します。


ただし、ジャパネット銀行、セブン銀行、しぶん銀行、大和ネクスト銀行は指定することができませんので、注意してください。

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B.支給申請額を記入する

続いて、「B」の記入方法を解説していきます。



まず、日付が記載されている表の「小学校等休業日」の記入方法ですが、こちらには、先ほどの↓

記入例②

「小学校等の休業等期間」で記入した期間から、元々の休校日(土日や春休みなど)を除いた日に「〇」を記入します。

小学校等休業日

ただし、令和2年2月27日~令和2年3月31まで(※)の間で「コロナウイルスに感染したお子さん」、「コロナウイルス感染者と濃厚接触されたお子さん」、「風邪などの症状があるお子さん」「医療的ケアが日常的に必要であるお子さん」の面倒を見たときは、土日や春休みなどは関係なく支給対象となりますので、追加で「●(塗り潰し)」を記入してください。


(※4月以降(令和2年4月1日~令和2年9月30まで)も延長されることになりました。)


続いて、「仕事を取りやめた日」を記入していきます。こちらは、臨時休校やコロナウイルスに感染した(濃厚接触、風邪症状など含む)お子さんの面倒を見るために、仕事ができなかった(キャンセルした)日に「〇」を記入します。
仕事を取りやめた日

「支給対象日」には、下記の記入例のとおり「小学校等休業日」と「仕事を取りやめた日」に「〇」か「●」の両方が記入されている日に「◎」を記入します。
支給対象日

「支給対象日」の記入が終わったら、「◎」の数を「支給対象日(数)」に記入してください。
支給対象日(数)

最後に、「支給申請額」欄を記入していきます。

下の図のように、先ほどの「◎」の数を「支給申請額」欄の「支給対象日(数)」へ転記してください。

支給申請額

あとは、「支給対象日(数)」×「4,100円(1日あたりの支給額)※」を計算して出た金額を、右側の欄に記入すれば、「B」の記入は終了です。


※2020年4月1日以降、1日あたりの支給額が4,100円から7,500円に引き上げられることになりましたので、4月1日以降の分を申請する場合は、「7,500円」で計算します。(7,500円バージョンの申請書は、まもなくアップされる予定です。)


C.4月以降の分を申請する場合に記入する

「C」は、4月以降(令和2年4月1日~令和2年9月30日)の分を申請する場合に記入します。記入方法は「B」欄と同様です。

4月以降の申請

D.申請内容を確認して署名する

申請内容 記入例

まず、「私は、「新型コロナウイルス感染症による小学校休業等対応支援金(委託を受けて個人で仕事をする方向け)支給要領」の内容を理解し、本支給要領に従うことについて、承諾します。」の☐に✔を記入します。


続いて、「申請日」に日付と「申請者」欄に氏名を記入して押印してください。


最後に、申請書に添付する書類を確認すれば、すべての記入は終了です。


Check!
「新型コロナウイルス感染症による小学校休業等対応支援金」の申請期間は、令和2年3月18日~令和2年12月28日まで(消印有効)です。(延長されました。)

今年(2020年)1月以降の売上が前年同月比50%減少した場合、個人事業主・フリーランスの方へ最大100万円が支給される給付制度があります。制度の内容もシンプルで比較的ハードルも低いので、是非チェックしてみてください。

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最後に

個人でお仕事をされている方が、「新型コロナウイルス小学校休業等対応支援金」を申請する場合で、次のケースに該当する方は、別途書類を作成する必要がありますので、チェックしてみてください。

  • 申請者がお子さんと別居している場合→「保護者(別居)申立書
  • 業務委託契約書等がない場合→「契約申立書
    (契約締結日、発注者、発注者連絡先、支援対象者名、業務内容、業務遂行場所、業務遂行日、報酬額が記載されていない場合は、こちらの書類を作成することで申請が可能となります。)

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