今回は、失業手当をもらい切る前に再就職した人が、ハローワークからもらうことができる就職祝い金「再就職手当」の申請方法について、申請期限(時効)手続きに必要な書類再就職が決まってから再就職手当が振り込まれるまでの流れなどをまとめてみました。

また、記事の中では「再就職手当支給申請書」の書き方も記入例付でまとめていますので、よろしければそちらも参考にしてみてください。

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再就職が決まってから再就職手当をもらうまでの流れ

再就職手当支給申請書 書き方 記入例

まず、「再就職が決まったら、何から手続きをすればいいのか?」手続きの流れを確認しておきましょう。

①再就職が決まる


②ハローワークに報告する
就職が決まったらハローワークへ報告することになっていますが、この時点で失業手当の支給がストップするわけではありませんので、ご安心ください。


③再就職先に「採用証明書」を記入してもらう
採用証明書は「受給資格者のしおり」の中に入っています。

再就職が決まった!ハローワークに提出する採用証明書の書き方と記入例


④就職日の前日にハローワークで最後の失業認定を受ける。同時に「再就職手当支給申請書」をもらう
このとき必要なものは、「採用証明書・失業認定申告書・雇用保険受給資格者証・印鑑」です。(この時点で失業手当の支給が終わります。)


⑤就職する(入社)


⑥再就職先に「再就職手当支給申請書」の事業主欄を記入してもらう


⑦本人が「再就職手当支給申請書」の申請者欄を記入する


⑧ハローワークで再就職手当の申請をする


⑨再就職手当が振り込まれる
再就職手当が振り込まれる時期については、こちらの記事を参考にしてみてください。
ハローワークの再就職手当はいつ?いくらもらえるの?計算方法と支給日数

60歳~65歳までの間に再就職をする方は、高年齢雇用継続給付の「高年齢再就職給付金」を受け取れる場合があります。

再就職手当と両方をもらうことはできませんが、支給額を比較している方がいたら、参考にしてみてください。
高年齢再就職給付金はいくらもらえる?受給条件と支給額の計算方法を解説


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再就職手当の申請方法

では、再就職手当の申請方法を順番に確認していきましょう。

申請先

再就職手当の申請先は、申請者(本人)の住所地(居住地)を管轄するハローワークです。再就職を機に引っ越しをした場合でも、失業手当をもらっていたハローワークで申請することになります。


申請方法は、代理人(家族など)や郵送でも受け付けていますので、窓口に行く時間のない人は、郵送等を利用してください。

申請期限と時効を確認

再就職手当の申請期限は、再就職した日の翌日から1ヶ月以内となっていますので、再就職後は忙しいと思いますが、忘れないようにしてください。


申請期限(1ヶ月)を過ぎてしまったら?


ご安心ください。


以前は、申請期限を1日でも過ぎると支給されませんでしたが、現在は、時効が2年に設定されていますので、下の図のように再就職手当は、再就職した日の翌日から2年を経過する日までであれば申請⇒受給が可能です。
再就職手当 申請期限 時効

手続きに必要なもの

再就職手当の申請に必要なものは、以下のとおりです。

  • 再就職手当支給申請書
  • 雇用保険受給資格者証
  • 印鑑

再就職手当支給申請書の入手方法は、ハローワークの窓口か、ハローワークインターネットサービス⇒再就職手当支給申請書からダウンロードが可能です。



続いて、「再就職手当支給申請書」の書き方を確認していきましょう。

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再就職手当支給申請書の書き方・記入例

まずは、申請者(本人)が記入する欄と、会社が記入する欄を確認してみましょう。


<再就職手当支給申請書>
再就職手当支給申請書書き方

申請者(本人)が記入する欄は「A」の2箇所です。「B」は、会社で記入してもらう欄です。


申請者(本人)が記入する欄

それでは、申請者(本人)が記入する欄の記入例を見てみましょう。


<1箇所目>
再就職手当支給申請書 記入例 本人欄
特に難しいところはありませんね。


記入例を参考に氏名・郵便番号・電話番号(携帯OK)・住所をに記入してください。


住所欄の丁目・番地等はハイフンで省略しても良いそうですが、「できれば、1丁目2番地3号のように丁寧に記入して欲しい」と言われました。


<2箇所目>
再就職手当支給申請書 記入例 本人欄2

事業主の証明欄の「12.雇入年月日(事業開始年月日」に記載されている日より前3年間に再就職手当または常用就職支度手当を受給しているか確認し、「イ・ロ」当てはまるものに〇を付けてください。

イ:再就職手当又は常用就職支度手当を受給したことがある。

ロ:再就職手当又は常用就職支度手当のいずれも受給したことがない。

Check!
過去3年以内に再就職手当または常用就職支度手当を受給している場合、再就職手当は支給対象外となりますので注意してください。



あとは、申請書を提出する日(郵送の場合は発送する日)と氏名を記入し、捺印(スタンプ印不可)で申請者(本人)の記入は完了です。

会社が記入する欄

こちらは、勤務先の会社で記入してもらう欄なので、申請者(本人)の記入不要です。
再就職手当支給申請書 記入例 事業主

「17.雇用期間」が『ロ:定めあり』の場合の記入について

『ロ:定めあり』⇒「平成〇年〇月〇日」この期間が1年以内の場合でも「契約更新条項」が「イ:有」で、「1年を超えて雇用する見込み」が「イ:有」になっていれば、再就職手当の支給対象となります。


会社の方は、申請者の「雇用保険被保険者資格取得届」の提出も忘れずに行ってくださいね^^

最後に

再就職手当を申請するタイミングは、原則として再就職してからとなっていますので、中には申請を忘れてしまう人もいると思います。

新しい職場で働くようになると、忙しくてなかなか時間が取れなくなると思いますが、そんなときは郵送や家族にお願いして、忘れる前に申請するようにしてください。

また、「時効は2年」と、覚えておいてくださいね。

再就職手当には、もう一つセットで付いてくる手当があるのをご存知ですか。

それは、就職した会社の給与が以前よりも減った場合にもらうことのできる「就業促進定着手当」です。これから再就職手当をもらう予定のある人は、是非チェックしてみてください。

就業促進定着手当っていくらもらえるの?支給額の計算方法と申請期限


雇用保険の追加給付のもらい方!
厚生労働省は、雇用保険などの過少給付問題で、2004年(平成16年)以降に雇用保険(失業手当など)や労災保険などの給付を受けた方で、本来もらえる額より少ない額が支給されていた方に対し、不足分を追加で支払うことを決定しました!

そこで、こちらの記事では、雇用保険関係の追加給付についてまとめてみましたので、過去(2004年~現在まで)にハローワークで手当などを受給したことがある方は、ぜひチェックしてみてください。

<雇用保険の追加給付>いつ、いくらもらえるの?支給額と対象者を確認

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