今回は、再就職手当をもらっていた人が、再就職後に収入が減った場合にもらうことができる「就業促進定着手当」の申請方法について、ハローワークの窓口で確認した内容をまとめてみました。

また、こちらの記事では、申請場所、申請期限(時効まで期間)、手続きに必要な書類、支給申請書の書き方を記入例付きで確認することができますので、ぜひ参考にしてみてください。

就業促進定着手当の申請方法

就業促進定着手当申請書 書き方 記入例

申請先を確認

申請先は、再就職手当をもらったハローワークです。申請方法は、ハローワーク窓口(直接)か、郵送でも申請をすることができます。

再就職手当を受給後に引っ越しをした場合は?


再就職手当をもらったあとに住所が変わった場合でも、再就職手当をもらったハローワークで申請をしますので、この場合は郵送で申請することをおススメします。


申請期限と時効を確認!

就業促進定着手当の申請をする時期は、再就職した日の翌日⇒6ヶ月雇用された日の翌日⇒2ヶ月以内となっていますので、該当しそうな人はタイミングをみて必要書類等を用意しておくようにしてださい。


申請期限(2ヶ月)を過ぎてしまったら、もらえないの?


ご安心ください。


以前は、申請期限を1日でも過ぎると支給されませんでしたが、現在は、時効が2年に設定されていますので、下の図のように就業促進定着手当は、6ヶ月雇用された日の翌日から2年を経過する日までであれば申請⇒受給が可能です。

就業促進定着手当 申請期限 時効

手続きに必要なもの

  • 就業促進定着手当支給申請書
  • 雇用保険受給資格者証
  • 就職日から6ヶ月間の出勤簿の写し(タイムカードのコピーなど)
  • 就職日から6ヶ月間の給与明細または賃金台帳の写し



就業促進定着手当支給申請書は、再就職手当支給決定通知書と一緒に同封されていますが、失くしてしまった場合は、窓口で受け取るか、こちから(ハローワークインターネットサービス:就業促進定着手当支給申請書)ダウンロード⇒印刷することも可能です。


それでは、次に就業促進定着手当支給申請書の書き方について説明していきます。

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就業促進定着手当支給申請書の書き方・記入例

就業促進定着手当支給申請書の書き方は、非常に簡単です。


まずは、申請者(本人)が記入する欄と、会社が記入する欄を確認してみましょう。


<就業促進定着手当支給申請書>

就業促進定着手当支給申請書 書き方 令和版

申請者(本人)が記入する欄は「A」の2箇所です。「B」は、会社で記入してもらう欄になります。

申請者(本人)が記入する欄

申請者(本人)が記入する欄の記入は↓です。※ただし、再就職手当の申請から変更がない場合は、記入は不要です。

就業 記入例① 令和版

引っ越しや結婚等で住所や氏名が変更になった場合は、記入してください。



最後に、申請書を提出する日(郵送の場合は発送する日)と氏名を記入して完成です。
就業促進定着手当 申請書 記入例

会社が記入する欄

こちらは、勤務先の会社で記入してもらう欄なので、申請者(本人)の記入不要です。

就業促進定着手当申請書 記入例②
記入が終わったら、必要書類を添付して再就職手当をもらったハローワークへ提出すれば手続きは完了です。

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申請から振込までの期間

就業促進定着手当の申請から入金までの流れは、次のとおりです。

①就業促進定着手当の支給申請

↓(この期間は、約1週間~10日)※書類に不備がない場合

②就業促進定着手当支給決定通知書が自宅に届く

↓(この期間は、約1週間

③口座へ入金



入金は、書類に不備がなければ、申請後約2週間ですね。


給付金関係の処理スピードは地域ごとに違うことが多いので、お住まいの地域のハローワークで確認するようにしてください。


ちなみに、私の住んでいる地域のハローワークでは、就業促進定着手当支給決定通知書が届いてから(平日)2日後くらいで入金になるそうです。

就業促進定着手当の支給額について、調べている方は、こちらの記事も参考にしてみてください。
就業促進定着手当っていくらもらえるの?支給額の計算方法と申請期限
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