失業手当の受給期間中に再就職が決まった場合は、ハローワークに報告し、失業手当の受給をストップする手続きが必要となりますが、この手続きには「採用証明書」が必要です。

そこで、今回は再就職が決まったときにハローワークに提出する「採用証明書」の書き方を、記入例付きでまとめてみました。

また、こちらの記事では、事業主が記入する欄の記入方法についても確認することができますので、よろしければ参考にしてみてください。

再就職が決まったらやること

ハローワーク採用証明書 書き方

まず、「再就職が決まったら、何から手続きをすればいいのか?」手続きの流れを確認しておきましょう。

①再就職が決まる


②ハローワークに報告する
就職が決まったらハローワークへ報告することになっていますが、この時点で失業手当の支給がストップするわけではありませんので、ご安心ください。


③再就職先に「採用証明書」を記入してもらう
採用証明書は「受給資格者のしおり」の中に入っています。


④就職日の前日にハローワークで最後の失業認定を受ける。
このとき必要なものは、「採用証明書・失業認定申告書・雇用保険受給資格者証・印鑑」です。(この時点で失業手当の支給が終わります。)

ハローワークに提出する「失業認定申告書」の書き方をわかりやすく解説


⑤就職する(入社)



という流れになりますので、「採用証明書」は、本人の記入欄以外は再就職先の会社で記入してもらう必要があります。

失業手当の所定給付日数(失業手当がもらえる日数)が3分の1以上残っている場合は、再就職手当を受給することができますので、こちらの記事も参考にしてみてください。

ハローワークの再就職手当はいつ?いくらもらえるの?計算方法と支給日数

それでは、「採用証明書」の書き方について確認していきましょう。

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採用証明書の書き方と記入例

こちらが採用証明書です。

採用証明書 ハローワーク

本人が記入する欄は1箇所だけです。


それは、下の記入例にある①の「支給番号」です。

<記入例>
採用証明書 記入例

(※記入例の青文字は会社が記入する欄です。)


「支給番号」とは?


支給番号は、雇用保険受給資格者証の↓こちらの番号です。
雇用保険受給資格者証 支給番号

採用証明書がない!?

採用証明書は「受給者のしおり」に添付されていますが、失くしてしまった場合は、ハローワークの窓口で受け取るか、こちらからダウンロードすることも可能です。


ハローワーク(東京):採用証明書PDF

最後に

「採用通知書」は、失業手当の受給を終了するときに必要になる書類ですが、このあと再就職手当をもらう場合にも必要な書類となりますので、面倒でも忘れず手続きをするようにしてくださいね。


再就職手当の申請方法については、こちらの記事で詳しく解説していますので、よろしければ参考にしてみてください。
ハローワーク再就職手当の申請方法と支給申請書の書き方を記入例で確認

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