確定申告後の還付金の受け取り方法には、銀行振込と郵便局の窓口で受け取る方法がありますが、銀行振込を選択する場合には注意することがあります。
それは、「一部のネット銀行では還付金を受け取ることができない」という点です。
そこで、今回は確定申告後の還付金の受け取りに対応しているネット銀行と対応していないネット銀行をまとめてみました。
また、すでに(対応していないネット銀行で)申告書を提出してしまった場合はどうすればいいのか?本日、税務署に確認してみましたので、よろしければ参考にしてみてください。
還付金が「受け取れる」or「受け取れない」ネット銀行
還付金の受取先口座として指定できるネット銀行
還付金の受取先として指定できる主なネット銀行は、以下のとおりです。
還付金の受取先口座として指定できないネット銀行
(※上記以外のネット銀行口座をお持ちの方は、ホームページ等で確認するようにしてください。)
「指定できない(ネット)銀行口座しか持っていない!」という場合は?
還付金の受け取り方法は、銀行振込の他に最寄りのゆうちょ銀行または郵便局の窓口で受け取る方法があります。
▶<確定申告の還付金>郵便局の窓口で受取る方法と受取先を変更する手続き
間違えて提出してしまったら?
既に、還付金を受け取ることができないネット銀行を記入して申告書を提出してしまった場合は、どうすればいいのか?
本日、税務署に電話で確認をしたところ、「電話で変更することができる」とのことでした。
手続きの流れは、以下のとおりです。
気付いたときに自分から連絡する場合は良いですが、気付かず間違えたままだとどうなるのか?
この場合は、税務署から「還付金が振り込めない」という内容の通知書が自宅に送られてくるそうです。
この通知書に記載されている指示に従って手続きするようにしてください。
ただし、どちらも手続きが遅れると還付金の振込が遅れる場合がありますので、気付いた方は早めに手続きするようにしてくださいね。
最後に
還付金の振込先に指定できる口座名義は、申告者(本人)のみとなります。また、旧姓のままの名義だと振込みができませんので、注意してください。
もし、申告した後に口座情報(氏名や口座番号)に誤りがあることに気付いた場合は、今回の記事のように電話で変更することができますので、ご心配なく。