確定申告書を作成したまでは良かったけど、思っていたより払う税金が多く、すぐにお金を用意できない人もいると思います。

「一度に税金を払うことができない場合は、どうすればいいのか?」

ご安心ください!

確定申告の納付期限に税金を払えない場合は、分割で支払うことができます。そこで、今回は所得税の分割払いについて、支払回数や支払期限、申請方法などをまとめてみました。

また、分割払いで気になる「利子はいくらになるのか?」についても計算していますので、よろしければ参考にしてみてください。

税金を一度に払えない場合の対処法

確定申告 延納

納める税金が予想以上に多く、納付期限までに税金を払えない場合は、分割して払うことができる「延納」という制度を利用することができます。


延納とは、申告・納税期限までに本来納める税金の半分以上を納めれば、残りの税金は5月31日(約2ヶ月後)に後払いすることができる制度です。



納税期限(3/15まで)に半分払うのもキツイ!


この場合は、振替納税(申告者の指定する口座から引き落とし)を選択すれば、最初の引き落としは(平成30年の場合)4月20日(金)になりますので、振替納税を選択するという手もあります。


ただし、延ばした期間(3/16~5/31)には、年1.6%の利子税が上乗せされますので、注意が必要です!


と言っても、利子税は1,000円未満の場合はかからないことになりますので、延納する金額によります。


では、延納額がいくらだと利子税が発生するのか?確認してみましょう。

利子はどうなる?利子が発生しない延納額は?

ここでは、延納を利用した場合、利子税はいくらになるのか?計算してみました。

<延納額が20万円だった場合>

延納額:20万円

利子税率:1.6%

期間:77日(3/16~5/31)

200,000円×1.6%×77日÷365日=675円

利子税は1,000円未満切り捨てなので、0円となります。


<延納額が30万円だった場合>

延納額:30万円

利子税率:1.6%

期間:77日(3/16~5/31)

300,000円×1.6%××77日÷365日=1,012円

100円未満は切り捨てなので、利子税は1,000円となります。



利子が発生する延納額は大体30万円からと見ておけば良さそうですね。


では、この延納制度を利用するときに必要な手続きは何か?確認していきましょう。

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「延納」手続きは確定申告書に記入するだけでOK!

「延納」の手続きは非常に簡単で、確定申告書へ記入するだけです。


記入する欄は、「確定申告書A」と「確定申告書B」ともに第一表の右下「延納の届出」です。

確定申告書A(第一表)の場合

確定申告 税金分割払い


確定申告書B(第一表)の場合

確定申告 税金分割


記入方法は、次のとおりです。


「納める税金」の税額を確認


「申告期限までに納付する金額」を記入
期限までに納める金額を「納める税金の1/2以上」に設定して記入します。


「延納届出額」を記入
後日納める残りの税額を記入します。(1,000円未満は四捨五入)


これで、完了です!

最後に

平成30年分の「所得税・復興特別所得税」の納付期限は平成31年3月15日(金)で、振替納税は平成31年4月22日(月)です。

納付期限内に納付できなかった場合や、残高不足で引き落とされなかった場合には、納期限の翌日から完納の日までの期間に対して延滞税が発生します。

また、延納した場合、延納期限5/31を過ぎて納付すると「利子税+延滞税」となりますので、注意してくださいね。

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