結婚(または離婚)などで氏名や本籍が変わった人は、パスポートの記載事項を変更する手続きが必要です。


中には、入籍後すぐに新婚旅行で海外に行く場合や海外で挙式をするという人もいると思います。このとき、「パスポートは旧姓のままでいいのか?」や「新しい苗字に変更するのを忘れて、もしかしたら旅行に行けない?」など心配になる人もいると思います。


そこで今回は、「苗字が変わったときは、いつまでに氏名を変更する必要があるのか?」パスポートセンターの窓口で確認してみました。


また、パスポートの記載事項変更について、申請方法や必要書類、手数料などについてもまとめていますので、よろしければ参考にしてみてください。

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パスポート記載事項を変更する必要があるとき

パスポート 氏名変更

戸籍上で、氏名(苗字や名前)や本籍の都道府県を変更した場合は、パスポートに記載されている情報を訂正する必要があります。


(※パスポートには「本籍」の記載はありますが、「住所」は記載されていないので、同じ都道府県での本籍変更や住所変更のみ場合は、手続きは不要です。)

結婚(入籍)後の海外旅行は?

海外旅行の予約を旧姓でしている人もいると思いますが、この場合、パスポートの氏名と航空券等の氏名が同じであれば、海外に行くことはできますので、帰国後に記載事項の変更手続きするようにしてください。


入籍後、時間に余裕がある方は、旧姓から新しい苗字への変更手続きをした後に旅行の手配をするようにしてくださいね。


要は、パスポートの氏名旅行の予約時の氏名同じにしておく必要があるということですね。


それでは、パスポートの記載事項変更手続きについて、手続きの内容を確認していきましょう。

パスポートの記載事項を変更する方法

有効期限内のパスポートをお持ちで記載事項に変更がある場合は、次の2種類の手続き方法があります。

①切替申請
現在残っている有効期限(残存有効期間)を引き継がず、新たに10年用または5年用のパスポートを作り直す手続きです。

切替申請については、こちらの記事で詳しく解説していますので、よろしければ参考にしてみてください。
パスポート更新はいつするの?切替のタイミングと発行までの期間を確認


②記載事項変更旅券申請
現在残っている有効期限(残存有効期間)を引き継ぎ、同じ有効期限のパスポートを新たに作る手続きです。

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①、②ともに新しいパスポートになるので、「旅券番号」は変わります。

申請に期限はあるの?

パスポートセンターに確認したところ「すみやかに変更していただくことになっていますが、海外へ行く予定がなければ焦って変更しなくても問題はないので、切替申請にするか、記載事項変更旅券申請にするかを考えてから手続きをしてください。」とのことでした。


その理由は、手数料にあります。下の表でわかるとおり、記載事項変更の場合は、有効期限を引き継ぐことができるので、切替申請(有効期限満タン)と比べると手数料が安く済むことになります。
パスポート手数料

よって、残りの有効期限(残存有効期間)が1年未満の方は、切替申請ができる期間に入っているので、手続きの手間と手数料を考えると切替申請がおススメです。


まだまだ残存有効期間が多く残っている方は、手数料が安い記載事項変更旅券申請のほうがお財布には優しいですね。


このように今お使いのパスポートの有効期限を確認して、損のない申請方法を選ぶようにしてください。


因みに私の妻の場合は、入籍後パスポートの残存有効期間は1年以上ありましたが、特に海外に行く予定がなかったので、手数料のことも考え、時期がきたときに「切替申請」をしていました。

それでは、ここから②の記載事項変更旅券申請の方法について解説していきます。


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手続きする場所

パスポートの記載事項変更旅券申請は、お住いの都道府県のパスポートセンター窓口もしくは、市区町村で指定されているパスポートセンターの窓口で手続きすることができます。


申請は、本人以外の代理人でも可能ですが、新しいパスポートは、年齢に関係なく申請者本人が窓口で受取ることになっていますので、赤ちゃんの分であっても赤ちゃん(本人)と一緒に窓口に行く必要があります。

申請時に必要なもの

ここでは、本人と代理人(家族など)が申請する場合の持ち物を別々にまとめています。

本人が申請する場合

  • 一般旅券発給申請書<記載事項変更用>(窓口に用意されています。)
  • 戸籍抄本または戸籍謄本(発行日から6ヶ月以内の原本)
  • 写真1枚(縦45mm×横35mmで、6か月以内に撮影したもの)
  • 有効期限内のパスポート
平成30年10月1日~「紛失一般旅券等届出書」がダウンロード可能になりました!
外務省HP:パスポート申請書ダウンロード(※必要事項を入力してプリントアウトすることができます。)

代理人(家族)が申請する場合

  • 一般旅券発給申請書<記載事項変更用>(窓口に用意されています。)
  • 戸籍抄本または戸籍謄本(発行日から6ヶ月以内の原本)
  • 写真1枚(縦45mm×横35mmで、6か月以内に撮影したもの)
  • (申請者の)有効期限内のパスポート
  • 代理人の本人確認書類(※)

※本人確認書類については、顔写真付きの身分証明書(個人番号カード・住基カード・運転免許証・パスポート・身体障害者手帳など)をお持ちの方はいずれか1点。


顔写真付の身分証明書をお持ちでない方は、健康保険証、年金手帳・介護保険被保険者証・社員証・学生証など2点以上必要です。

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「一般旅券発給申請書(記載事項変更用)」には、申請者本人が記入しなければいけない箇所があるので、事前に申請書を入手する必要があります。

また、一般旅券発給申請書の裏面には、代理人が記入する欄「申請書類等提出委任申出書」があるので、忘れず記入するようにしてください。


「一般旅券発給申請書」の入手方法

・パスポートセンター窓口


・市区役所、町村役場の窓口
(地域によっては、配布していない場合もあります。)


・外務省ホームページ
平成30年10月1日~「一般旅券発給申請書(記載事項変更用)」がダウンロード可能になりました!
外務省HP:パスポート申請書ダウンロード(※必要事項を入力してプリントアウトすることができます。)


申請手続きが完了すると、新しいパスポートを受取る際に必要な「パスポート引換書(受領書)」が発行されますので、失くさないように保管してください。

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新しいパスポートが発行されるまでの期間

新規パスポート発行までの期間は、記載事項変更旅券申請手続きをする場所で異なります。

都道府県のパスポートセンター(旅券事務所窓口)の場合

パスポートの受け取り可能日は、申請日を含め6営業日です。


この6日は平日のみをカウントした日数となります。


例えば、3月6日(火)に申請をした場合、下の図のように(6日→7日→8日→9日→12日→13日)平日のみをカウントし、3月13日(火)が最短受取可能日となります。
パスポート最短受取日

※申請後、年末年始や祝祭日を挟む場合は、その分日数がかかりますので、ご注意ください。


祝日などが間になければ、ちょうど1週間ですね。


正確な日にちは「パスポート引換書(受領書)」に記載されています。


市区町村で指定されているパスポートセンター窓口の場合

私の住んでいる地域の窓口で確認したところ、パスポートの受取り可能日は、申請日を含め土日祝日も入れて10日~2週間とのことでした。


最短でパスポートの受取りを希望する場合や、確実な日を希望する場合は、各都道府県にあるパスポートセンターの窓口をおススメします。


パスポートの手続きができる窓口(全国)は、こちらから検索することができます。⇒外務省HP>パスポート申請先都道府県

パスポート受取り時に必要なものと手数料を確認!

<受取り時に必要なもの>

  • パスポート引換書(受領書)
  • 手数料 6,000円



手数料の支払方法は、パスポートを受け取る前に窓口で収入印紙を購入し、パスポート引換書(受領書)に貼り付けて提出することになっています。

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パスポートは、年齢に関係なく申請者本人が窓口で受取ることになっています。

最後に

パスポートは航空券やホテルの手配がパスポートの氏名と一致していれば旧姓のままでも問題なく渡航できるそうですが、渡航中にトラブルを起こすと、あとあと手続きが面倒になる可能性もありますので、記載事項に変更があった場合は、早めに手続きをするようにしてくださいね。

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