皆さんは、今住んでいる(住民登録をしている)市区役所・町村役場以外の市区町村でも、ご自分の住民票を取得することができることをご存知ですか?

今回は、他の市区役所・町村役場の窓口で即日住民票を取得する方法について、市役所の窓口で確認した内容をもとにまとめてみましたので、「出先で至急住民票が必要!」という方がいたら、ぜひ参考にしてみてください。

住民票の広域交付とは

他の市区町村 即日 住民票取得する方法

例えば、Aさんは現在、大阪府堺市に(住民登録している)住んでいますが、出張で東京都港区にいるとします。


出先で急に住民票が必要になった場合、Aさんは東京都港区役所(最寄りの市区町村窓口)で大阪府堺市の住民票を取得することができます。

これを「住民票の広域交付」とよんでいて、今住んでいるところとは別の市区役所・町村役場でも住民票を取得するこができるようになっています。

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その他、コンビニの証明書自動交付機などで住民票を取得する方法もありますが、今回は他の市区町村の窓口で取得する方法を解説していきます。

他の市区役所・町村役場で住民票を即日取得する方法

ここからは「住民票の広域交付」について、手続き内容をご説明していきます。


手続きができる人

住民票の広域交付ができるのは、本人または同一世帯の方のみとなります。つまり、代理人では手続きをすることができませんので、注意してください。


手続きに必要なもの

住民票の広域交付には、以下のものが必要です。

  • 顔写真付きの身分証明書(運転免許証・個人番号カード・パスポート・住民基本台帳カードなど)
  • ※身分証明書の住所は、現在住民登録をしている住所と一致している必要があります。

  • 交付手数料(300円前後)
  • ※交付手数料は市区町村ごとに異なる場合があります。


その他、住民票交付申請書への記入が必要になりますが、私の住んでいる市役所では一般の住民票交付申請書とは書式が異なるということで、広域交付の場合は直接窓口で交付申請書を受け取ってほしいということでした。


交付までの期間

即日、5分~10分程度で住民票の交付を受けるとこができます。


住民票の広域交付の手続きは以上となります。通常の住民票を取得するときとほとんど変わりませんので、特に混乱することもないと思います。

最後に

住民票の広域交付の場合、マイナンバー(個人番号)記載ありの住民票は取得することができますが、本籍や筆頭者など記載されないものもあるため、取得の際は事前に確認するようにしてください。

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