退職したときや、扶養から外れたときは、今まで利用していた「保険証」は、会社を経由して年金事務所へ返納することになっていますが、中には「保険証を失くしてしまい返納できない」という人もいると思います。

このように、会社が被保険者や被扶養者の保険証を回収できない場合は、「健康保険被保険者証回収不能届」を年金事務所へ提出することになっています。

そこで今回は、「健康保険被保険者証回収不能届」の書き方を記入例付で解説していきます。

健康保険被保険者証回収不能届の書き方

「健康保険被保険者証回収不能届」で記入する欄は、下記のA「被保険者情報」・B「回収不能等の対象者」・C「事業主」欄です。

健康保険被保険者証回収不能届 書き方

それでは、A・B・Cの書き方を順番に解説していきます。(「健康保険被保険者証回収不能届」は、すべて会社側で記入してもOKです。)


A.「被保険者情報」欄の書き方と記入例

健康保険被保険者証回収不能届 記入例1

こちらは、被保険者の情報を記入する欄です。例えば、扶養から外れる配偶者(妻)の保険証を回収できなかった場合、妻の情報ではなく、会社で健康保険に加入している夫(被保険者)の情報を記入してください。


被保険者証の記号・番号

被保険者証の記号と番号は、保険証の↓こちらに記載されていますので、転記してください。

保険証

※被保険者が退職するときなど、被保険者の保険証が回収できず、記号と番号がわからない場合は空欄のままでOKです。



生年月日・氏名・住所・日中の連絡先

記入例を参考に「生年月日・氏名・住所・日中の連絡先」を記入してください。

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B.「回収不能等の対象者」欄の書き方と記入例

健康保険被保険者証回収不能届 記入例2

こちらには、保険証が回収できなかった人の情報を記入してください。(※記入例では、扶養に入っていた配偶者(妻)の保険証を回収できなかったケースで作成しています。)



氏名・生年月日・性別

記入例を参考に保険証を回収できなかった人の「氏名・生年月日・性別」を記入してください。



高齢受給者証

70歳~75歳までの方で「高齢受給者証」の交付を受けていた場合は、「交付」欄の「有」に✔を入れてください。交付を受けてない場合は「無」に✔を入れます。

「有」に✔を入れた場合、今回は「高齢受給者証」は回収できていないことになりますので、「返納」欄の「無」に✔を入れてください。



被保険者証を返納できない理由

「保険証・高齢受給者証」を返納できない理由を記入します。

例えば「保険証を入れていた財布を紛失してしまい行方不明になった。」「自宅で保管していたが行方不明になった。」など。


最後に「上記の者について、被保険者証(高齢受給者証)が回収不能であるため届出します。」の横の日付の記入も忘れないようにしてくださいね。


C.「事業主」欄の書き方と記入例

健康保険被保険者証回収不能届 記入例3

こちらは、「健康保険被保険者証回収不能届」を提出する会社の情報を記入例を参考に記入してください。ゴム印(社判)でもOKですが、その際は事業主印を忘れないようにしてください。

以上で「健康保険被保険者証回収不能届」の記入は完了です。

最後に

今回は「健康保険被保険者証回収不能届」の書き方について記入例を作成して解説しました。

私の職場でも時々提出することがありますが、「健康保険被保険者証回収不能届」を年金事務所に提出したあとに「保険証」を回収できた場合は、その「保険証」は返納することになっていますので、忘れないようにしてくださいね。

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