結婚(または離婚)などで苗字が変わった方は、マイナンバーの通知カードまたは個人番号カードの氏名変更手続きが必要です。
そこで今回は、マイナンバー通知カード・個人番号カードの氏名変更手続きについて「手続方法・必要書類・期限」など、市区町村の窓口で確認してみましたので、よろしければ参考にしてみてください。
※マイナンバー通知カードは、2020年5月25日に廃止されましたので、記事の内容を最新版に更新しています。
<マイナンバー>通知カードは廃止されました
マイナンバー通知カードは、2020年5月25日に廃止されました!
以前は、結婚等で氏名が変更になった場合は、通知カードの氏名も変更する必要がありましたが、2020年5月25日以降通知カードが廃止されたため、今後は通知カードの氏名手続きは不要です。
通知カードを返却する必要はあるの?
通知カードは返却する必要がありませんので、そのまま保有していてokです。
ただし、今お持ちの通知カードは、氏名や住所が変更になるとマイナンバーを証明する書類としては利用することができませんので、今後マイナンバーを証明するためには別の書類を用意するようにしてください。
詳しくは、こちらの記事でご説明していますので、参考にしてみてください。
▶マイナンバー通知カード廃止です!5/25以降~通知カードは使えない?
<マイナンバー>個人番号カードの氏名を変更する手続き
ここからは、個人番号カードの氏名変更手続きについて、ご案内します。
どこで?
個人番号カードの氏名変更は、住民票のある市区町村の窓口で手続きをすることができます。
手続きのときには、婚姻の事実確認(データ確認)がありますので、前もって婚姻届の提出を済ませておいてください。
いつまでに?
個人番号カードに記載されている内容に変更があった場合は、変更のあった日から14日以内に手続きをする必要があります。
つまり、婚姻届が受理された日((提出日)から、14日以内に手続きをすることになっています。
しかし、実際のところ、私の住んでいる市区町村では「いつまでというのは特にありませんので、早めに変更手続きをしてくださいね。」ということでした。
▶<マイナンバー>通知・個人番号カード引っ越しのときの住所変更手続き
手続きに必要なもの
氏名変更手続きの際に必要なものは、下記のとおりです。
※個人番号カードの氏名等の変更には、交付時に設定した暗証番号の入力が必要となります。
▶個人番号カード:暗証番号を忘れたとき、ロックされたときの解除手続き
手続きの内容と期間
<手続きの内容>
カード表面のサインパネル欄に新しい氏名が手書き(または印字)で記載される
<手続きの期間>
手続きは、即日完了します。
その場で新しい氏名が記載されますので、手続き終了後に受け取り持ち帰ることができます。
家族(代理人)が代わりに手続きすることはできる?
個人番号カードの氏名変更は、本人以外でも手続きは可能です。
「妻が夫の代わりに手続きをする」「夫が妻の代わりに手続きをする」など、住民票で同一世帯の関係が確認できる場合は、「代理人の本人確認書類(原本)」+「氏名を変更する個人番号カード」で、氏名変更の手続きをすることができます。
但し、市区町村によっては、家族の分であっても委任状や戸籍謄本等の書類が必要となる場合がありますので、代理人が申請する場合は、事前に必要書類の確認をするようにしてください。
最後に
個人番号カードには、電子証明書(「署名用電子証明書」と「利用者証明用電子証明書」)が標準で搭載されています。(申請時に不要にチェックを入れた方以外)
その「署名用電子証明書」は、住所や氏名が変わると自動的に失効する仕組みになっています。(「利用者証明用電子証明書」については、失効されません。)
引き続き「署名用電子証明書」の利用を希望する方は、氏名変更手続きの際に、新規で申請をすることができますので、一緒に手続きをするようにしてください。