失業認定申告書の求職活動欄の書き方について、応募と面接をした期間と採用が決まった期間が異なる場合(採用決定通知だけ次回の失業認定期間にズレ込んだ場合)は、「就職が決まったのに次の認定日までに求職活動をする必要があるのか?」「失業認定申告書にはどのように記入すればいいのか?」を調べている方もいると思います。

そこで今回は、1回目の失業認定を受けようとする期間に「応募」と「面接」を受け、1回目の失業認定日以降に就職が決まった場合の失業認定申告書の書き方について、ハローワークに確認してみましたので、調べている方がいたら参考にしてみてください。

採否結果だけが次回の失業認定期間にズレ込んだ場合は?

失業認定申告書 就職が決まったとき

今回の記事では、内容をわかりやすくするため、下記のモデルケースで解説していきます。


<Aさんのケース>

1回目の「失業の認定を受けようとする期間」は7月29日~8月25日で、「失業認定日」は8月26日とします。

2回目の「失業の認定を受けようとする期間」は8月26日~9月22日で、「失業認定日」は9月23日とします。


Aさんは、1回目の失業の認定を受けようとする期間中(下記の7月29日~8月25日)「8月5日に応募」→「8月21日に面接」をして、採否の結果が出る前(8月26日)に「1回目の失業の認定」を受けて、失業手当を受給しました。

失業認定期間

上記の期間中の求職活動は「応募日8月5日」、「面接日8月21日」、採否結果は1回目の失業認定日(8月26日)までに出なかったため、失業認定申告書は下記のように記入して失業の認定を受けています。

失業認定申告書 書き方



続いて、2回目の失業の認定を受けようとする期間中(下記の8月26日~9月22日)の9月3日に面接を受けた会社から採用通知が届き、10月1日から働くことが決まりました。

失業認定期間②

しかし、Aさんは8月21日に受けた面接の結果を見てから求職活動をしようと考えていたため、8月26日~9月3日は求職活動を行っていません。


この場合、2回目の失業認定日までに「求職活動」をする必要があるのでしょうか?


また、2回目の失業認定日に提出する失業認定申告書はどのように記入すればいいのでしょうか?

就職が決まったのに仕事を探す(求職活動をする)必要があるのか?

この件について、ハローワークに確認したところ、「本来、働く意思がないと失業手当は受給することができないので、就職が決まっても失業手当を受給する場合は求職活動の実績が必要です。ただし、内定をもらった会社で働くことを決めた場合は、失業認定申告書に次のように記入すれば、8月26日~9月22日の期間中の求職活動は不要です。」と言うことでした。


そこで、失業認定申告書の書き方についても確認してみましたので、参考にしてみてください。

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失業認定申告書(求職活動欄)の記入方法


<Aさんが9月23日の失業認定日に提出する失業認定申告書>

失業認定申告書 書き方②

まず、「ア 求職活動をした」に〇をつけます。


続いて、「事業所名・部署(電話番号)」「応募日」「応募方法」「職種」「応募したきっかけ」には、1回目の失業認定日に提出した失業認定申告書と同様の内容を記入してください。


ただし、「応募の結果」には、「面接を受けた日」「内定日(採用が決まった日)」を記入してください。


(今回の記入例では、8月5日応募して8月21日に面接した分の採用が9月3日に決まったという程で記入しています。)


このように結果だけ次回の失業認定期間にズレ込んだ場合は、前回記入した応募&面接を受けた会社の情報等を再び記入して、結果の欄に面接日と内定日を記入すれば、この期間中の求職活動はしなくてもよいということです。(※あくまでも内定を受け、内定した会社に就職することを決めた場合です。)



次に、失業認定申告書の下記の欄の記入方法を解説します。

失業認定申告書 書き方④
「4.今、公共職業安定所又は地方運輸局から自分に適した仕事が紹介されれば、すぐに応じられますか。」に対して、「ア.応じられる」または「イ・応じられない」のどちらか該当するものに「〇」印をつけますが、就職が決まった場合は就職日によって書き方が異なりますので、詳しく解説していきます。



まず、就職日が直近の失業認定日より「前」か「後」のどちらになるか?を確認してください。


就職日が直近の失業認定日より「前」になる場合

「イ・応じられない」に〇印をつけてください。

失業認定申告書 就職がきまったときの書き方

「イ・応じられない」に〇印をつけた人は、すぐに応じられない理由を次の(ア)(イ)(ウ)(エ)(オ)の中から選ぶことになっていますので、(ウ)に〇印をつけるのを忘れないでください。

(ア)病気やケガなど健康上の理由

(イ)個人的又は家庭的事情のため(例、結婚準備、妊娠、育児、家事の都合のため)

(ウ)就職したため又は就職予定があるため

(エ)自営業を開始したため又は自営業の開始予定があるため

(オ)その他(※理由を記入してください。)




就職日が直近の失業認定日より「後」になる場合

「ア.応じられる」に〇印をつけてください。

<記入例>

失業認定申告書 記入例

実際には、就職が決まっているので「イ.応じられない」に〇を付けると思いますよね、、、、。

本日、ハローワークで確認したところ、就職日が直近の失業認定日より後になる場合は、今回の失業認定日は今までと同様の手続きになるということで「ア.応じられる」に〇印をつけるように、ということでした。

(失業手当の受給条件には、働く意思があり積極的に求職活動を行う必要があるため、就職が決まっていても就職日の前日までの受給を希望する場合は、さらに良い仕事を探しているという意思表示をしておく必要があります。)



次回(就職日の前日に提出する失業認定申告書に)は、「イ・応じられない」に〇印をつけて提出することになります。


「5」は「ア 就職」に〇をつけ、「(1)(2)(3)」の中から該当するものを選び「働き始める日」「就職先の会社名等」を記入してください。

失業認定申告書 書き方③

就職が決まったときの失業認定申告書は、就職日によって提出するタイミングが異なりますので、就職日を確認するようにしてくださいね。



就職日が直近の失業認定日より前になる場合は、就職日の前日(土日祝日の場合は直前の平日)にハローワークに失業認定申告書等を提出してください。(その日までの失業手当が後日支給されます。)


就職日が直近の失業認定日より後になる場合は、通常通り失業認定申告書に記載されている失業認定日にハローワークに失業認定申告書を提出して、失業の認定を受けるようにしてください。

そして、次回分の失業認定申告書を就職日の前日にハローワークに提出すれば、失業認定日~就職日の前日までの失業手当を受給することができます。


必要書類は、こちらの記事で確認することができますので、よろしければ参考にしてみてください。

再就職が決まった!ハローワークに提出する採用証明書の書き方と記入例

最後に

自己都合退職した人の給付制限が「3ヶ月」→「2ヶ月」に!(2020年9月29日更新)

令和2年(2020年)10月1日から自己都合で退職した人の給付制限が、これまでの「3ヶ月」から「2ヶ月」に短縮されました。(つまり、2020年10月1日以降に自己都合で退職された方は、1ヶ月早く失業手当が受給できるようになります。)

失業手当の初回っていつもらえるの?退職してから振込までの日数を確認

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