今回は、2020年に東京で開催されるオリンピック・パラリンピックの都市ボランティアの応募に関連する情報「活動内容・活動期間・募集人数・応募条件・面接&説明会・採用後の研修内容・応募期間・応募方法」をまとめてみましたので、ボランティアの参加を検討している方がいたら、ぜひ参考にしてみてください。
(※今回は「都市ボランティア(東京都)」についてまとめていますが、東京都に住んでいない方でも応募することができます。)
※大会・都市ボランティアの募集は終了しています。
東京オリンピック・パラリンピック「都市ボランティア」応募マニュアル!
東京オリンピック・パラリンピック「都市ボランティア」の活動内容
東京2020オリンピック・パラリンピックのボランティアには、オリンピック・パラリンピック組織委員会が運営する「大会ボランティア」と、都道府県が運営する「都市ボランティア」の2種類ありますが、この2つの違いは主に活動内容です。
こちらの記事では、それぞれの活動内容をまとめていますので、よろしければ参考にしてみてください。
▶ 東京オリンピック<ボランティア>の内容や募集条件、応募方法を確認
「大会ボランティア」の応募に関する情報を探している方がいたら、こちらの記事が参考になると思います。
▶ 2020東京オリンピック<大会ボランティア>応募マニュアル!
都市ボランティアの活動期間
ボランティアの参加を検討している人の中には、サラリーマンやOLの方も多いと思います。そこで、都市ボランティアの活動期間を確認していきましょう。
まずは、東京オリンピック・パラリンピックの開催期間を確認すると↓
オリンピック開催期間 | 2020年7月24日(金)~8月9日(日) |
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パラリンピック開催期間 | 2020年8月25日(火)~9月6日(日) |
となっていますが、都市ボランティアの活動期間は、大会開催前の準備期間~大会終了後も活動が残る場合があります。
こちらの記事では、都市ボランティアの活動期間、1日にあたりの活動時間などを確認することができますので、よろしければ参考にしてみてください。
▶ 東京オリンピック「都市ボランティア」の活動期間と参加日数を確認!
都市ボランティアの募集人数
2020年東京大会の都市ボランティアは20,000人を募集することが決まりました!
(都市ボランティアの人数は、東京都市観光ボランティア、2019ラグビーワールドカップボランティアなど10,000人を入れて30,000人となります。)
2012年のロンドン大会では、都市ボランティアに約24,000人応募があったそうですが、2016年のリオ大会では、大会直前まで人が集まらず、結局、都市ボランティア役として約1,700人が雇用され活動を行いました。
ボランティアに関心の高い国では人が集まりやすく、逆の場合は人が集まりにくい傾向があるようです。
日本はどうか?というと、、、
内閣府が2017年に発表した世論調査結果では、東京オリンピック・パラリンピックのボランティア活動に「参加したい」が22.7%、「参加したくない」が75.8%という結果になっています。
今後は、広告等を利用して積極的にアピールしていくようですが、3万人も応募が集まるのか少し心配ですね。
この都市ボランティアの活動場所は主に3つに分かれています。
こちらの記事では、都市ボランティアの活動場所とそれぞれの募集人数を確認することができますので、よろしければ参考にしてみてください。
▶ 東京オリンピック・ボランティアの募集人数は?各分野の募集人数を確認
スケジュール
ここで、都市ボランティア応募開始~のスケジュールを確認しておきましょう。
面談?説明会?研修?
そうなんです!
オリンピック・パラリンピックのボランティアに参加するためには、応募のあとに「面談・説明会」と「共通研修」「役割別研修」「リーダーシップ研修」「会場別研修」に参加する必要があります。
そこで、面談と研修について現段階で決まっている内容をまとめましたので、確認していきましょう。
面談と説明会
面談と説明会はセットになっていて、1人1回(2~3時間)参加することになっています。
2019年2月~5月にかけて、毎週5日ほど開催される予定で、希望の日時を選ぶことができるようになっています。(※会場は都内の予定ですが、具体的な場所については、まだ発表されていません。)
研修内容と日程
ボランティア活動に参加することが決まると、大会前に研修を受けることになります。
研修には、「共通研修」「役割別研修」「配置場所別研修」「リーダーシップ研修」の4つがありますので、研修内容を確認していきましょう。
「共通研修」
共通研修とは、ボランティア活動に参加する人全員が必要な基礎知識を習得するための研修です。
<研修内容の例>
共通研修はボランティア活動に参加する人全員が受けることになっていて、1人1回(3時間~4時間)参加する必要があります。
「役割別研修」
役割別研修とは、ボランティアがそれぞれの役割を果たす上で必要な知識やスキルを習得するための研修(1回3~4時間程度)です。
役割別研修は、2020年4月以降に開催される予定ですが、今のところ具体的な場所は未定です。
「リーダーシップ研修」
リーダーシップ研修とは、ボランティアの中でリーダーを決め、そのリーダーに選ばれた人が受ける研修(1回3~4時間程度)です。
リーダーシップ研修は、2020年4月以降に開催される予定ですが、今のところ具体的な場所や時期等は未定です。
「配置場所別研修」
配置場所別研修とは、配置される場所や会場の知識を習得するための研修(1回3~4時間程度)です。
配置場所別研修は、2020年4月以降に各配置場所で行われる予定ですが、今のところ具体的な時期は未定です。
このように、ボランティア活動をするためには、最低でも「面接・説明会(1日)」+「共通研修(1日)」+「役割別研修(1日)」+「配置場所研修(1日)」の4日はボランティアの活動期間とは別に研修として参加する必要があります。(リーダー研修を入れると5日です。)
(※役割別研修、会場研修、リーダーシップ研修の期間については、発表され次第更新していきます。)
都市ボランティアの応募条件
ここでは、現段階で発表されている「都市ボランティア」の応募条件をまとめています。
また、次のような人は、都市ボランティアとして積極的な参加が求められています。
応募期間と応募方法
次に、都市ボランティアの応募期間と応募方法を確認していきましょう。
都市ボランティアの応募期間は2018年9月26日~12月21日17:00までとなります。
都市ボランティアの募集は終了しました。
都市ボランティアの応募方法は、ネット・FAX・郵送の3つの応募方法があります。
ネットで応募する場合
東京ボランティアナビの応募フォームから、応募することができます。
FAXで応募する場合
申込用紙に必要事項を記入し、下記のFAX番号へ送信してください。
申込用紙はこちらからダウンロードすることができます。⇒東京2020大会 都市ボランティア申込用紙
郵送で応募する場合
申込用紙に必要事項を記入し下記の事務局へ、郵送してください。
申込用紙はこちらからダウンロードすることができます。⇒東京2020大会 都市ボランティア申込用紙
応募後・採用後のキャンセルはできる?
応募を検討している人の中には、「ボランティア活動に参加したいけど、仕事が休めるか分からない…」という人も多いと思います。
たしかに、応募開始からオリンピックが開催されるまでは1年以上あるので、先の予定なんて分からないですよね。
そこで、「とりあえず応募」はできるのか?本日「東京2020問い合わせ窓口」で確認してみました!
▶オリンピック大会ボランティア「とりあえず応募」はできるか?聞いてみた!
最後に
今回の都市ボランティア(東京都)は、東京都が運営することになっていますが、東京都に住んでいない人でも応募することができます。
また、東京都以外でも都市ボランティアを募集する自治体がありますので、お住まいの地域で都市ボランティアを探している方は、一般財団法人日本財団ボランティアサポートセンターHPにある「全国都市ボランティア」を確認してみてください。